MP6-A2

気がつくと忘れていたのだろうか、改造の手が自然と休んでいる。
新たに現れるゲタに目が向けられ、何もしないでいる。
しかし、最初に感じた見た目の感覚が忘れられない。
きっと高FSBでの安定度が期待できると信じている。

基盤の表から見て左上に、ジャンパーポストを立てる為にリザーブされている場所が目に付いた。
とりあえず結線を調べると、Slot1のB21とS370のBSELに結線されていた。
きっとB21マスクする為に残していたピンに違いない。
このままでは、S370のBSELが有効になりFSB66になってしまう。
そこで、S370のBSELをパターンカットした。
そして、ジャンパーポストを立ててみた。
何はともあれ、FSB66/100の切り替えができるジャンパーが完成した。
M/BでB21マスクが出来る場合は、まったく意味がない。
ただ出来るといったくらいで、FSB100でしか動かさない場合は、
単純にパターンカットしたり、テープでマスクした方が簡単で有効だと思う。


最近は、ヒートシンクとファンに興味があり、ゲタはお休み状態だった。
socket370にヒートシンクを固定するが、ピンやバネではいまいち不安になってきた。
CPUと完全に密着させたい。PentiumIIやCeleron(SEPP)の様にネジ止めしたいと考えた。
そこで、MP6はSEPPと同様の穴が基板上にあるので、これが利用できないかと考えた。
4つの内3つは使えそうである。しかし、1つだけはソケットの下に隠れていた。
仕方ないのでソケットを分解して、アームを取りだし、CPUを装着した状態で
ソケットに穴をあけた。

写真は偶然の産物である。穴あけに際して、アームの金属が邪魔すると考えていたので、最初から使わないつもりだった。
しかし、穴あけして気がつくと、穴をあける部分のアームが内側に曲がっているので、
CPUを装着した状態では、アームは邪魔をしない。運が良い。
どこぞのマジックのようだった。

CPUを装着するとちょっとずれるようなので、ドリルであけた穴をヤスリで微調整した。
穴さえあけば簡単で、あとはSEPP用のヒートシンクをつけるだけとなった。
ALPHA製の大型ヒートシンクをつけようと考えた。
P12060BSCを購入しつけてみた。
基盤裏の厚みを薄くしたかったので、ネジ止め付近だけを絶縁して、ネジ止めした。
基盤が撓まないようにバランス良くネジ止めした。
本当は1mm程度のアルミ板を利用した方が安定すると思ったが、先ずは可能性を探る。
隙間無く頑丈に装着できた。重い巨大ヒートシンクでもこれなら安心。

もちろん、ヒートシンクに添付しているceleron装着用の金具も利用できると思う。
しかし、PPGAなので厚みがあるので、長いネジが必要になる。

ヒートシンクはネジ止め位置が下付近なので、高さが6cm程度でないと
密着する面が小さくなってしまう。
P12050BSCを実際に装着したが、高さが無くてCPUの接着面5mm程度が無駄になってしまう。
大きなヒートシンクであれば大丈夫でしょう。


ほとんど上の2つのネジ止めで固定されているようなもので、下の2つのネジは
補助って感じでしょうか、、、
しかし、ネジ止めできるのは嬉しい。MP6だからこそ出来たわけである。
いまや改造なしでDual化できる状況に改造しないといけないゲタの存在価値が
怪しい状況になってきた。
このMP6は、SEPP用のヒートシンクが装着できるので価値が出てきた。
また、MP6のコンデンサが表面実装用で背が低いからできるとも言える。
かなり条件が揃っていると思っています。

「やはり最後はドリルでした」

SEPPにドリルで穴をあけてDual化したような凄い改造ではないですが、
試作ということで、とりあえずやってみる。これが大事でしょう。
ドリルでの穴あけは、くれぐれも慎重に、、、

kugatu.